中国ミュージカルオタクするためのあれこれ 2026.03改稿
※2026.3に全面的に改稿しました
中国ミュージカルオタク3年目に入った筆者が、中国ミュージカルでオタクをするうえで必要なアプリ、便利なアプリなどをまとめてみました。
中国ではコロナ期あたりから、ミュージカル文化がどんどん成長していっていて良い作品・良い俳優がたくさん生まれています。日本で人気の作品が中国で上演されていることも多いです。
一方で中国ミュージカル界、当たり前と言っちゃ当たり前なのですが日本語での情報が少なく、最初はチケット一つ買うのもなかなか苦労しました。
色んな方に助けられたり教えてもらったりして、今でもなんとか中国ミュージカルオタクをできているので、この記事ではそれらをまとめたいと思います。
情報や仕様はすべて2026.3時点のものになります。
一部、日本の感覚からするとセキュリティ的にどうなのかな?と言うアプリも含まれていますが、すべて自己責任でご利用ください。
私は気にせずガシガシ使いまくっていますが、今のところ問題が起きたことはありません。
※今回はオタク活動をするために必要なあれこれになります。そもそも中国に行くためのあれこれについては以下をご覧ください。wechatやAlipayなどの基本アプリもこちらで紹介しています。
※以下も情報が古い(ビザが必要だった時期だし)のですが、3以降は今でも使えるのかな??と思ったのでリンクを残しておきます。
1.電話番号
中国でオタクやるなら、中国の電話番号は絶対に必要です。
チケット買うのも電話番号、アプリに登録するのも電話番号、たまーに日本の電話番号でも登録できるサービスはありますが、そうじゃないサービスのほうが圧倒的に多いので、中国エンタメのオタクやる!頻繁に中国行く!と決意したのなら、中国の電話番号を取得しましょう。
電話番号と言ってもSMS認証さえできればOKなことがほとんどなので、SMSを受け取ることができる電話番号をゲットできれば事足ります。
中国の電話番号の取得方法は色々あると思いますが、私が使ったことがあるのはe-SenderとチョコSIM。
e-Senderは通話はできませんがSMSをwechatで受け取れるという仮想電話番号サービスで、チョコSIMは名前の通りSIMで中国でのデータ通信や、時間や通数に制限はありますが通話やSMS受信ができるサービスです。
e-Senderは長いこと使用していないので今も使えるのか分からない…新規契約ができなくなった?みたいな噂をききましたがどうなんだろう。ここはあやふやなので自分でご確認ください。
チョコSIMは契約するプランにもよりますが安いのだったら月500円程度で契約できます。
その他、とりあえず一度中国ミュージカルを見に行ってみたいだけなら、期限付きの電話番号付きSIMを買うという手もあります。
無料ではありませんが中国エンタメオタクするなら必要経費と割り切って契約しましょう。
2.大麦
中国のチケットサイトです。たいていのミュージカルのチケットはここで買えます。
逆に言うと、このサイト以外からチケットを入手するのはさらに難易度があがるので、まず基本としてこのサイトは使えるようにしておきましょう。
AppStoreでは大麦アプリをダウンロードできるようですが、なぜかPlayストアでは大麦のアプリがありません。なのでAndoroidユーザーはwechatのミニプログラムから大麦を検索してアクセスしましょう。ちなみに後述する应用宝からダウンロードする、そのほかネット上の大麦アプリのインストールパッケージを探してきて使えるようにするという方法もありますが、そちらは自己責任でご利用ください。
会員登録が必要ですが、1で用意した電話番号があればすぐに会員登録できます。アプリ版であれば今は日本の電話番号でも登録可能らしい…?でもwechatのミニプログラム版大麦では日本の電話番号は不可のようです。
名前や住所などの日本のチケットサイトでありがちな個人情報諸々の登録は必要ありません。
サイトはすべて中国語ですが、チケット買うのはそんなに難しくないです。行きたい公演のページを開き、日付けを選べば座席表が出てくるので、欲しい座席をクリック(座席選べるのはいいね!)。会計ページに遷移するので、wechatpayなりAlipayなりを選択して決済。(wechatのミニプログラムで買う場合は決済はwechatpayになります。)これでおしまい!
公演によっては行く人の個人情報(外国人の場合はパスポート番号)が必要な場合があるのでその際は登録しましょう。
チケットをたくさん買っていると会員ランクがあがってVipになれば、ポイントを消費してチケットを一般発売より早く購入できる券を手に入れることもできたりします。
ちなみにチケットの引換方法ですが、劇場に行くと発券機が並んでいるので、そこにチケット購入時に発行されるQRコードをかざせば発券できます。たまに、発券機ではなく劇場に入るときにスタッフにQRコードを見せてそれをかざして入場の場合もあります。
ちなみにこのQRコードはたいていの劇場でスクリーンショットでOKなのですが、たまにスクリーンショットNGの劇場があります。いつでもアプリで動的QRコードを表示できるようにしておきましょう。
3.亚华湖
大麦とは別の中小劇場作品に特化したチケットサイトです。大麦ほどチケットのラインナップはありませんが、このサイトがなぜ重要なのかと言うと、チケットを一般発売より早く買えることが多いからです。もちろん前述した大麦Vipになって早期購入券をゲットし早くチケットを購入することもできます。しかし大麦の早期購入券は数に限りがあり人気作品ではあっという間に早期購入券がなくなってしまいます。
しかし亚华湖は人数に限りがないのでサイトにアクセスできれば誰でも一般購入より早くチケットが購入できます。もちろんすべての作品が亚华湖で売られるわけではありませんし、亚华湖で早期販売をしない場合もあります。
基本的にチケットの販売スケジュール、販売サイトは公式が発表しますので、そちらをご確認ください。
こちらはアプリではなくwechatのミニプログラムになります。ただ検索では出てこないです。亚华湖で売られる場合は、公式のおしらせにQRが掲載されますので、wechatからQRを読み込んでアクセスしましょう。会員登録には電話番号が必要になりますが、これは中国の電話番号限定になります。
4.その他チケットサイト
大麦、亚华湖以外にもチケットサイトは多数あります。特に多いのが劇場もしくは制作会社のチケットサイトです。サイトによっては大麦より良い席のチケットを持っている、さらに早期購入をできるなどの特典がある場合もあります。会員ランク制をしいていて、ランク別に10分づつ販売開始時間が早まるなんてところもあります。
これらのサイトで外国人が購入できるかはサイトによります。中国の身分証がないと購入できないサイトも少なからずありますので、事前にお調べください。
5.微博
中国のXみたいなアプリ。ミュージカルの制作会社や俳優などは微博にアカウントをもっていて、新作のお知らせ、キャストスケジュール、チケット販売スケジュール、公演の中止やキャストの変更(中国これ多い…)などはたいてい真っ先に微博にあがります。中国はキャストスケジュールがぎりぎりに出ることが多く、またチケットも告知の翌日、翌々日に発売開始みたいなことも多いので、こまめにチェックが必要です。
微博は中国の電話番号がなくても登録できます。
Xよりは機能が多く、いまだに私も使い方がよくわかっていないのですが、情報を見るだけ、ちょこっと投稿するだけならそこまで難しいことはありません。
個人的な印象ですが、Xより公式だったり個人へのリプライやDMを気軽に送りあう印象です。○○が分からない…と翻訳機使って中国語でつぶやくと、フォロー外の人でもみつけて教えてくれたり。いつもお世話になりまくっております。
その他、知っておくと便利なのは、超话。これは特定の話題についてのハッシュタググループみたいなもので、○○(俳優名)超话みたいなタグをフォローすると、他のファンがタグをつけて投稿したその俳優さんを撮った写真やレポなんかを見ることができます。俳優だけに限らず、作品名や、ジャンル、あと俳優さん同士のペア(察して…)の超话もあります。
また粉丝群(ファングループ)というのもあり、これは会員だけが見られるチャットグループなのですがこちらは俳優さんも参加していて人にもよりますがお知らせや日常を投稿してくれたりします。
超话・粉丝群は、管理人による承認が必要だったり、クイズに答える必要があるもの、自分のアカウントで〇件以上の該当の俳優に関する投稿をしていることなど条件があることがあります。この辺、古の会員サイトみたいで面白いですね。
6.小紅书(RED)
インスタ+Tiktokみたいなアプリ?
エリア別のおススメ観光スポットや飲食店情報や、美容ノウハウ情報なんかが静止画や動画でよく共有されていて、どちらかというとノウハウ共有やレポート発信に特化したSNSのイメージがあります。
ミュージカル関連の制作会社は微博だけでなく小紅书にもアカウントを持っていることが多いです。
最近だと微博より小紅书のほうが使っている人が多いイメージ。
微博との使い分けですが、これは人によるので一概には言えないのですが、微博では特定の仲の良い人たちやフォロワーとの交流や日常投稿に使って、小紅书では公演のレポやカーテンコール動画・写真などを上げている人が多いような。
小紅书はフォロワーの投稿を見るというより、レコメンド(小紅书のレコメンド機能はびっくりするほど高性能です)に上がってきた投稿を眺めるのが主な使い方なので、フォロー外でも微博以上に気軽にいいねやコメントを送りあいます。
その他知恵袋のように、○○について教えてください!と投稿すると、けっこう親切に教えてもらえます。
またこちらにも粉丝群の機能があり、微博ではなく小紅书のほうが活発な場合もあります。こちらは俳優によりますので、それぞれお調べください。
その他、ミュージカルオタク的によく使う検索キーワードが「劇場名 攻略」「劇場名/作品名 SD」。
初めて行く劇場だとクロークがあるかや、発券機がどこにあるかが分からなくて不安だったりしますよね。「劇場名 攻略」で検索すると、それらを動画つきで解説してくれている人が多いです。(もちろん中国語ですが動画が多いので、なんとなくわかる)
そして気になるのがSD(ステージドア)情報。ようは出待ちです。中国ミュージカル界だと公演終了後に俳優さんたちがSDに出てきてくれて、写真を撮らせてくれたり、プレゼントや手紙を渡せたり、少しお話してくれたりすることがよくあります。
ただSDの場所が劇場によってはめちゃくちゃ分かりづらかったりします。それを「劇場名/作品名 SD」で検索すると解説してくれる投稿がみつかったりするんです。
話が脱線しますが中国ミュージカル界はSDは一般的ですが、なかなかルールを読み解くのが大変です。俳優さんによってSDをする/しない、する場合でもサインOK/NG、プレゼントOK/NGなどがあります。プレゼントも俳優さんによっては花束はダメとか、ファンが作ったファングッズは渡してもいいが市販のものはダメな場合がある、など色々ルールが細かいです。手紙はたいていの俳優さんがOKですが、稀に手紙がNGの俳優さんもいます。
小紅书上にはそれらをまとめてくれている投稿もあったりします。「SD 规则」などで調べると出てくることが多いです。
とはいえSDとは俳優さんが好意でやってくれるものであり、ルールも流動的です。普段SDをしてくれる俳優さんでも俳優さん個人のスケジュールや体調でSDをしない日があったり、急にルールが変わったりもします。SDについては現場の状況や雰囲気を見て参加しましょう。ルールの変更などは粉丝群でお知らせされることが多いです。
7.梅溪湖行程単
チケット買う上で必要な情報、視野!
前の人の頭が被らないか、見切れが発生しないか、大事な情報です。
こちらは実際に観劇した人が、視野がどうだったかコメントや写真で情報を共有してくれるアプリになります。
すべての座席の情報があるわけではありませんが、だいたいこの辺はこんな感じといった情報を得るのに便利です。
wechat→ミニプログラム→梅溪湖行程単でアクセスできます。
劇場別、作品別に検索も可能。
実際、中国は段差がなくて前の人の頭しか見えない…、舞台の脇に装飾があって、端の席だと見切れる…なんてこと普通にあるので、特に新しい劇場行くときは要チェックです。
8.中文音乐剧演出信息
中国ミュージカルに関する情報サイトです。
俳優の名前で検索すると、その俳優の直近の出演スケジュールが出てきたり、作品名で検索するとキャストスケジュールが出てきたりします。
個人的に便利なのは、日付けとエリアを指定して検索すると、その日やっている公演一覧が出演者情報つきで出てくる機能。
この時間あいてるんだけど、なんかいい作品ないかな~って調べるときにとても便利。作品についての詳細は載っていないので、それは大麦で検索して調べましょう。
9.剧在
比較的最近できたアプリです。
観劇生活をするうえで色々な情報が集まったプラットフォームで、俳優のプロフィールを調べることができたり、作品の評判・口コミを読むことができます。
中文音乐剧演出信息とかぶりますが、推し俳優を登録しておくと、その俳優の月間スケジュールを表示してくれる機能もあります。
また観劇記録をつけることもでき、見た公演と時間・チケットの値段などを登録していくとカレンダー上で自動で観劇記録がたまっていきます。公演日時を指定すれば、その日の出演者も自動で登録されます。統計機能が強力で、公演・俳優別の観劇ランキング、はたまた年間を通していくら公演にお金を使ったかを自動で計算してくれるなかなかおそろしいアプリでもあります。
こちら新しいアプリで開発に力をいれているのか、どんどん新機能が追加されていっています。どれだけ進化するのか楽しみですね。
ちなみにこちら、アプリ本体はPlaysストアにはない(App Storeはどうだろう…)ので他の方法でインストールする必要がありますが、アプリをインストールしなくともwechatのミニプログラムでも使用することができます。
10.应用宝
中国はアプリ天国でありとあらゆるものがアプリで完結します。一方で、それらのアプリのすべてがApp storeやPlayストアで取り扱いがあるわけではありません。むしろそれらのサイトでは取り扱いがないものも多いです。
それではどこでDLできるかというと「应用宝」という中華アプリ専用のDLアプリです。中国で使用するアプリは今のところここに行けばたいていそろっています。
ただ应用宝自体、Playストアには取り扱いはありません。(App storeは不明)应用宝で検索すると日本語で、应用宝アプリのDLサイトを紹介してくれているところがあるので、そこから直接DLしインストールする必要があります。インストールの際、私のスマホでは身元が不明なアプリだが本当にインストールするのか?という警告がでます。(この警告は应用宝を使用して他の中華アプリをインストールするときにでも出ます)正規のルート以外でインストールすることになるので何かあっても保証はありません。それらのリスクをふまえて、自己責任でDL・インストールするかを決めてください。
インストールすると、次項以降のアプリもDLできるようになります。
11.bilibili
中国のyoutubeのような動画サイトです。コメントを流すこともできるので、どちらかというとニコニコに近いかな?
bilibiliはブラウザでも見れないことはないのですが、気に入った動画をお気に入り登録できたりや、検索がしやすいことなど、アプリをインストールして会員登録した方が使い勝手は圧倒的にいいです。
ミュージカル含め色々な動画があがっており、かなり無法地帯な感はありますが、やはり過去の動画を見るうえで欠かせないアプリです。youtubeに比べると圧倒的にたくさんの中国ミュージカルの動画があがっています。
12.网易云音乐
中国の音楽配信アプリです。
中国のミュージカル界は、日本や韓国と違って音源がCDなどの物理媒体で販売されることがありません。そもそもミュージカルの音源自体、あまり販売されず、その点、とても残念なのですが、たまに一部の曲がこういった音楽配信アプリで配信されることがあります。
配信される音楽は無料のものもあれば有料のものもあります。無料のものだけでもけっこう色々聴けますが、有料のものも16曲はいって30元とかだったりするので、日本や韓国のOSTに比べるとかなり安い。
歌詞機能があって、カラオケのように今どこを歌っているのかが分かりやすく字幕がでるので中国語の勉強にも役立ちそうですね。
ちなみにジオブロックがかかっていて日本からは聴けない曲も多いです。vpnを使用すれば聴くこともできますが、これも色々リスクがありますので自分で調べて自己責任でご利用ください。
似たようなものでQQ音乐などほかにも多様な音楽配信アプリもあり、どちらかというと网易云音乐はそこまでメジャーではないようですが、ミュージカルに関しては网易云音乐が強い印象です。
13.闲鱼
中国におけるフリマサイトです。
中国のチケットサイトは基本的にキャンセルができません。また一度完売になったチケットが追加で買えるようになることも稀です。
そんな中で行けなくなったチケットを人に譲渡したり、完売したチケットを購入するのに使用するのが闲鱼です。
すべて中国語で、また独特の闲鱼用語・チケット取引用語があるのでとっつきづらいですが、慣れれば簡単にチケットの売買をすることができます。
用語に関しては非常にたくさんあるので、私もまだ全然把握できていないのですが代表的なのは以下。
【出】出品
【収】求
【換】交換
【掴】セット売り
その他オークションのもの、予約?販売など多様な取引の方法があります。
【出】に関してはすぐに購入ボタンを押して買っても良いものもあれば、まず最初に出品者にメッセージを送る必要があるものもあります。
闲鱼は個人間のチケット売買で非常に広く使われているプラットフォームではありますが、高額転売、ダフ屋、詐欺なども少なくありません。あくまでも自己責任で使用しましょう。
チケットの売買だけであれば闲鱼だけでなく、微博、小紅书で行われていることもあります。その際の用語は闲鱼とだいたい同じです。でもこちらも闲鱼じゃないから安心とは限りませんので、自己責任で売買を行ってください。
以上、私が普段よく使っているアプリやサービスを紹介してみました。
他にこれ便利だよ!というアプリや、私の説明で間違っているところなどあれば、教えていただけると嬉しいです。
最後までお読みくださりありがとうございました!!
中国旅行必要なものリスト 2023ver.(2024.06加筆修正)
この記事を書いた後も、何度か中国に行きました。
この記事を書いた時と状況が変わったも点を修正・補足しました。
2024年6月時点の情報になります。
状況は都度変わっていますので、中国に行かれる際は最新の情報もご確認ください。
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2023年9月、中国の上海&蘇州に行ってきました。
私は過去に5回ほど中国旅行経験があるのですが、中国はここ数年でキャッシュレス化・デジタル化が急速にすすんだり、またコロナ禍の影響で短期の観光でもビザが必要になるなど、状況ががらっと変わり、最新の情報を手に入れるのになかなか苦労しました。
備忘録もかねて、今、中国に行くために必要な事前準備やアプリなどをまとめておきたいと思います。この記事ではあくまでも必要なものを紹介するにとどめ、それらの手に入れ方や使い方などは、調べれば日本語で詳細を説明してくれているブログ等ありますので、そちらをご参照ください。
ちなみにこれを書いている人物は、海外旅行はまあまあ経験がある、英語はちょこっと、中国語はニーハオ、シェーシェーしか分からん、といったスペックになります。中国は独特なシステムが多い、英語がかなり通じないなど旅行するのに難易度が低いとは言えないかもしれませんが、事前準備をすれば問題なく旅をすることができましたので、少しでも興味のあるかたの参考になれば幸いです。
1.ビザ
まずこれです。中国はコロナ禍になるまでは日本人であれば短期の観光であればノービザでいけました。しかし現在はたった1日だけでも中国に入国するのであればビザが必要に…。
申請の流れは、オンライン上で申請書類を作成し提出したのち、ビザセンターへの訪問を予約。予約日に印刷した書類と航空券やホテルのバウチャーなどを携え、ビザセンターで手続き。問題なければ訪問の数営業日後にビザが発行され、またセンターに受け取りに行くという流れになります。
ここで注意が必要なのは、書類をすべて作成しないとビザセンターの予約ができないこと、またたいていの場合、ビザセンターを予約をとれるのは2,3週間後になるということ。(たまにキャンセルで直近の日程の空きが出るそうですが、予約を二つとることはできないので、やや賭けになります)オンライン申請時に、航空券やホテルの情報を入力する必要もあり、これらが手間でのばしのばしにしていると、気づいたときには旅行予定日にビザが間に合わないなんてこともありえます。
中国旅行の準備をするのであれば、希望旅行日の一か月前でぎりぎり、できれば一か月半前には準備を開始するようにしましょう。
ちなみに日本への帰国時に第三国を経由することで、事前の申請が必要のないトランジットビザで中国に入国することもできるそうですが、そちらは私は経験していないので、詳細は別途お調べください。
<加筆>
現在、東京の中国ビザセンターは予約が不要になりました。
理論上1週間ほどあればビザを獲得することができるということに。(審査に時間がかかる可能性もあるので、余裕をもって申請はしたほうがいいと思いますが)
申請書を前もってオンラインで提出しておけば、いつでも申請が可能です。
ただ時期にもよりますが、ビザセンターは混んでいることが多いです。
朝一は比較的すいていますが、対応スタッフさんの減るお昼前後、午後は混むことが多い気がします。私は先日、午後に申請に行ったところ、大混雑で5時間待ちました。混んでいる場合、遅く行くと営業時間だけど受付が終了していることもあるようです。時間には余裕をもっていきましょう。
観光ビザは現在、シングル・ダブルのみ申請可能です。
正確な値段は忘れちゃいましたが、シングルは8000円弱、ダブルは9500円前後くらいだったかな?3か月以内に2回中国に行くのであればダブルのほうが圧倒的にお得です。
しかし申請時に2回分の旅程情報(航空券のe-ticket、ホテルの予約表など)が必要になりますので、そこをあらかじめ決めておく必要はあります。
中国への入国時、また出国時に申請が必要になります。申請できるのは入国、出国の24時間以内。
WEBページでの申請、アプリでの申請などいくつか方法があります。どれでも基本的な個人情報、フライトNo.、簡単な健康に関する問診(咳があるか、熱があるかなど)にこたえれば、QRコードが発行されるのでそれを空港で見せればOKです。
<加筆>
この手続きは一切不要になりました。
3.アリペイ
中国の一番メジャーな決済アプリ。イメージとしてはPayPayに似ていますが、観光施設でのチケット購入に使ったり、地下鉄に乗るのに使ったり、PayPayより多くの機能を備えています。中国に行くなら絶対に入れておいた方がいいアプリです。
こちらのアプリは英語対応されています。機能によっては中国語が出てくるところがあるのですが、画面にうつった文字をを英語に翻訳させるなんて機能もあり、使ってて??となることはそんなにありません。
一番よく使うのは決済機能。アリペイには海外クレジットカードの紐づけができて、エポスVisa、楽天Visaは無事紐づけができ決済にも使えました。PayPayなどと違い事前にお金をチャージしておく必要がないポストペイ式なので、必要な分だけ使えるのは便利。一定の額を超えると数パーセントの手数料がとられますが、中国は海外のクレジットカードを使えるところが本当に少ない&現金も断られることがある(現金は受け取ってくれるけど、おつりが用意できないので、ぴったりないと受け取れない、と言われたことがありました)ことを考えると、アリペイで決済をするのが一番無難なのではないでしょうか。
一部、海外のカードと紐づけていると決済ができない、お店が用意しているQRコードを読み込むタイプだとうまく読み込みができない、なんて記事も読みましたが、私が中国に滞在した3泊4日ではそんなことは起きませんでした。
その次に使うのが交通機能。これは決済用のQRコードとはまた別なのですが、交通用のQRコードを発行してくれて、これがあれば地下鉄やバスに乗ることができます。こちらもアリペイ自体にクレジットカードが連携してあれば、チャージなど必要なく使えます。
ちなみに交通機能は、エリアによって使えたり使えなかったりします。上海は特に手続きなく交通用QRコードが発行できましたが、蘇州はバスが会員登録が必要、地下鉄は会員登録がエラーでできずQRコードを発行させることができず、現金で乗りました。
交通機能にはタクシーを呼ぶ機能も備えられています。DiDiという配車アプリが連携されており、タクシーを呼ぶことができます。むしろ中国で流しのタクシーはかなりつかまりづらいということなので、タクシーに乗るなら配車アプリを使ったほうがいいでしょう。
DiDiのアプリは乗り場と目的地を登録すれば、お金もアプリ上で払ってくれるので安心。乗る際に携帯の下4桁を聞かれることがあるので、それだけ中国語でこたえられるようにしましょう(英語は数字さえ通じない運転手さん、けっこういます…)
4.現金
3と相反するようですが…なんだかんだいって現金もあったほうが安心です。私は経験しませんでしたが、海外クレカ連携のアリペイだと使えないところがあったりするそうですし、万が一ネットが使えなくなった場合、通信が必要なアリペイしかないと詰みます。現金も使えないわけではないので、最悪アリペイがなくなってもホテルや空港にたどり着けるくらいの現金は持っていきましょう。ちなみに蘇州・上海で両替所は見かけませんでしたので、空港で必要分まとめて両替が必要です。
5.WeChat
こちらは日本でいうLINEみたいなチャットアプリです。が、決済機能も付いています。こちらも海外クレカの連携が可能。中国だと2番目にシェアが高い決済アプリなのかな?タクシーや小売店では、アリペイではなくWeChatのQRコードを会計に使えと言われることもありました。それらの店も聞けばアリペイもOKかもしれませんが、もしかしたら決済はWechatオンリーってところもあるかもしれないので、Wechatでも決済できるようにしておくと安心かも?
また中国のホテルや劇場などの施設は連絡先として、メールアドレスではなくWeChatのQRコードを提示しているところが多いです。問い合わせするときにもWeChatは使えます。向こうが送ってきた中国語をワンクリックで日本語に翻訳する機能があるのも便利。
6.翻訳アプリ
中国は本当~~~~~~~に英語が通じません。I can’t speak ChineseとかHot coffee pleaseくらいも通じない。蘇州は町はもちろんホテルでも通じず、上海は観光客が多いお高目なホテルに泊まったら通じましたが、それ以外は10人と話したら1人通じる人がいるかな?くらい。
私は中国語が全く分からないので、ひたすら翻訳アプリでコミュニケーションをとっていました。特にレストランでの注文時。レストランも机に貼られたQRコードから注文することが当たり前なのですが、これ外国人だとうまくいかないことが多いんですよね。そんなときは外国人なのでQRコードで注文できないと翻訳アプリを介して伝えれば、店員さんがお店のスマホを使って代わりに注文してくれることが多かったです。
翻訳アプリは色々あると思いますが、私はスタンダードにGoogle翻訳。文字入力、音声入力、画像入力すべてできます。辞書を事前にダウンロードしておけば、オフラインで使えるのも安心ですね。
<加筆>
その後、いろいろ試した結果、百度翻訳が翻訳の精度が一番良い、という結論にいたりました。ただこのアプリ、通常のplay ストアではDLできないことが多いので(タイミングによってはDLできることもあるとか…?あともしかしらたらiPhoneだとまた違うかも。)中国のアプリストア应用宝を介してDLする必要があります。ただこちらデフォルトアプリストア以外からアプリをDLするというのはおそらく推奨されてない使い方だと思うので、そこは自己責任でご利用ください。
7.百度地図
中国の地図アプリ。高徳地図という別のアプリもあるそうですが、機能としては差はそんなにないのかな?
中国でもGoogle mapは使えるのですが、なんと電車の乗り換え検索できません。でてくるのは歩きか車のみ。。なので電車にのるのであれば中国の地図アプリをいれましょう。百度地図は全部中国語になりますが、インターフェイスはGoogle mapと似ていますし、なんだかんだ言って漢字なので感覚的に使えます。
中国は簡体字でこれがたいての日本人は入力ができないと思うのですが、繁体字でいれても普通に変換して検索してくれます。(竜陽路→龙阳路など)
レストランもお店の名前で検索すれば、営業時間などの基本情報や、メニューや料理の写真をみることができるので下調べするのにも便利。
8.ティッシュ
いきなり、今までと毛色が変わりますが。
中国、トイレにティッシュがないことがちょいちょいあります。もしくはトイレットペーパーホルダーはあっても紙がないとか。
ポケットティッシュは多めに持っていきましょう。
(地方へ行く場合)
9.trip.com
今回、高鉄という中国の新幹線的な乗り物にのって蘇州に移動しました。
この予約にtrip.comを使いました。どうも鉄路12306というアプリからも予約ができるそうなのですが、私はどうしてもメールアドレス認証が最後まで完了することができず、鉄路12306で買うのはあきらめました。問題なく登録できる人はこちらのアプリ使った方が手数料もかからずにすむと思います。
とはいえtrip.comも手数料は数百円で日本語で予約できるのはメリットかなと。
ちなみに高鉄のチケットの発売日は出発日の2週間前。路線によってはすぐ満席になるようなので、できるだけ事前予約しておくのが無難です。
だいたいこんな感じかな。他にもレストラン探すのに、大衆点評というグルメ口コミアプリとかいれたりしたんですが、中国語が分からないとイマイチ使いこなせずに断念。他にもこれ便利!というアプリなどあれば教えてもらえると嬉しいです。
読んでくださりありがとうございました!
韓国でのバスの乗り方@NAVER Map その2
その1の続きです。
タイトルにはバスの乗り方って入ってるけど、今回はバスはほぼ関係ないかもしれない。
その1で書ききれなかったNAVER Mapの便利な使い方+α情報って感じです。
1.お気に入りスポットの登録
NAVERアカウントと連携しておけば、よく使うスポットをお気に入りとして登録しておくことができます。

お気に入り登録すると画像内のハートマークのように地図上にアイコン付きで表示されます。

またルート検索時に、お気に入りから出発地/到着地を選ぶことができます。
「즐겨찾기」がお気に入りという意味なので、こちらをクリックすればお気に入りスポットリストが表示されます。
登録方法は複数あるのですが、今回は施設名を検索して登録する方法を説明します。

今回は例として三成にあるペガムアートホール(백암아트홀)をお気に入り登録することにします。
アプリのTOP画面の一番上の検索バーをクリックして백암をいれると以下のように候補施設名が表示されるので、백암아트홀を選択しクリック。

一部、念のためモザイクをかけてしまっていますが、施設名の横に、その施設のジャンルと現在地からどれだけ離れているかが表示されます。ペガムアートホールは공연장(公演場)と表記されているので、正確な施設名がちょっとあやふやだったとしても今回登録したいスポットだと推測できますね。また飲食店など同名の施設が複数ある場合は、現在地からの距離でどれが自分の探しているスポットか検討をつけたり。
ここをよく確認せずに登録したら、ソウルのお店に行きたかったはずなのに、釜山のお店を目的地としてルート検索してしまって所用時間3時間超と出てきて、え、いったい何が…??と頭の中がはてなマークだらけになったことが…笑。

検索結果から施設名をクリックするとその施設の周辺地図と詳細情報が出てきます。詳細情報には連絡先や、飲食店だと営業時間などが表示されたりします。こちらの詳細情報部分をクリックすると、お店によって情報の充実度は異なりますが、レビューを読めたりメニュー表がのってたりなにかと便利。
この施設で間違いないと思ったら、左下の星印をクリックしてお気に入り登録します。

お気に入りリストが表示されますので、①登録したいリストにチェックを入れて②の완료(完了)で登録完了です。間違えたなど登録をしない場合は、완료の横の취소(取り消し)をクリック。
ちなみにイメージ上では극장(劇場)というリストがありますが、これは私が後から作成したリストで、デフォルトでは내 장소(私の場所/マイプレイス)リストのみです。追加でリストを作成したい場合は③새 리스트(新しいリスト)をクリックすると、リスト名とアイコンの色を選択させる画面ができますので、任意のリスト名を登録すれば完成です。
また④별명 추가(別名追加)では、NAVER上で登録されている施設名とは別にメモみたいなものを添付し、地図上・お気に入りリスト上で表示させることができます。
またお気に入りリストとは別に特によく使う施設に関しては以下のようにルート検索画面にショートカットを表示させることができます。

①자주 가는 장소(よく行く場所)に登録したスポットのショートカットアイコン表示されています。デフォルトでは집(家)がグレーアウトした状態で一つあるだけだったかな。②추가(追加)でスポットを登録したり、③편집(編集)で登録したスポットの修正・削除等ができます。

추가(追加)をクリックすると上記画面が出てきます。
①でアイコンを選び、②に任意の登録名を入力。③をクリックするとルート・施設検索時と同様、施設名や住所での検索、地図から指定、お気に入りリストから指定などができる画面に遷移しますので、ここで場所を登録します。
すべて記入が完了したら右上の④등록(登録)で完了です!
ちなみに①のアイコンは左から회사(会社)학교(学校) 일반(一般)になります。
집(家)アイコンを使いたい場合は、一つ前の画面で初期設定だとグレーアウトして表示されている家アイコンをクリックすると、他アイコンと同様の手順で場所を登録できます。
これはあくまでもアイコンが変わるってだけで、家で登録しようが会社で登録しようが一般で登録しようが特に何の違いもないんだとは思うんですが、定宿が決まってらっしゃる方は定宿を家登録、推し劇場やこの作品通いまくる!!っていう熱い決意がある方はその劇場を会社登録すると、諸々テンションがあがっていいかもしれません…ね??笑。
2.KTX・長距離バス等を使用するエリアへのルート検索
この記事では主に近距離圏内でのバスの乗り方・ルート検索方法等を説明してきましたが、NAVER Mapは総合地図アプリなので韓国国内間の移動であればKTXや長距離バス等を使用した遠距離ルートの検索もできます。
私自身が長いことそうだったんですが、ソウルから光州、釜山から大邱など、距離が離れているところへの陸路での移動方法を調べるのってけっこう手間だったりしません?
検索すれば日本語や英語での時刻表や行き方を説明してくれているページなどは出てくるのですが、それらを見比べてスケジュールを練るのってけっこう大変だったり、時刻表の見方がちょっと複雑だったり…。
その辺もNAVER Map一つで解決することが分かったのでご紹介します。
今回は私が最近したソウルから全州への1泊旅行、東大門(동대문)駅から、全州(전주)にある全州韓屋村(전주한옥마을)へのルートをモデルケースとして説明します。
まずその1の記事でご紹介したのと同様の方法で目的地までのルートを検索します。

長距離バスを使用するルート、KTXを使用するルートなど複数提示されますが、今回は早く着きそうなの2番目のKTXを使用したルートで全州に向かうことにします。
ちなみにルート検索時にはイメージの緑枠でかこった部分をクリックすると出発時間を指定することができます。

오늘(今日) 내일(明日) 오전(午前) 오후(午後)などを調整して希望の時間が表示されるようにし、右下の 확인(確認)をクリックして指定完了です。
ルート検索画面に戻って、今回使用することにしたルートを選択すると、ルート詳細が表示されます。


①東大門(동대문)駅から1号線にのり龍山(용산)駅に移動。
②龍山(용산)駅からKTXに乗り、全州(전주)に移動。
③駅から전주역첫마중길(漢字表記分からん…)停留所まで徒歩で移動し119番バスに乗車、11個先の 기린대로 병무청(同じく…)で下車し、少し歩いて目的地に到着!
ちなみに今回のルートでは地下鉄、KTX、バスと3種類の交通機関を使用しますが、緑で囲ったところを見ていただけるとわかる通り、それぞれ交通機関の種類によってアイコンが違うんですよね。
特に地下鉄とバスのアイコンが似ていますが、アイコンの3辺が囲まれていて地下を表しているのが地下鉄、そうでないのがバスになります。
これでルート検索は完了!ですが、長距離移動の場合、事前に時刻表や切符代を確認しておきたい、などのこともあるかと思います。
その際は

経路の右側にある운행정보(運行情報)をクリック。

運行情報詳細ページに移動しますので、そのページを少し下にスクロールすると時刻表と金額が出てきます。一番左から出発時間、到着時間、列車種別、金額(大人・一般席)。
龍山⇔全州はKTXより所用時間はかかるが値段が安いムグンファ号も走っているため、そちらの時刻表も混在していますが、열차전체(列車全体)部分をクリックしてソートをかけることもできます。
これらは鉄道に限らず、長距離バスでも同様の手法で調べることができます。また少し使用されている言葉やボタンの場所が一階層深かったりはするのですが、地下鉄や市内バスでも調べることができます。
今回ほぼバス関係なかった気がしますが、韓国でのバスの乗り方@NAVER Mapはこちらで終了です。
NAVER Mapは今回説明した使い方以外にも、もっともっと便利な情報や、便利な使い方がたくさんあると思いますので、韓国によく行かれる方で使ったことがないという方は、ぜひインストールしてみて色々いじくってみることをおススメします。
もしも今回の説明で間違っているところや、使っていてこんな便利な使い方があった!などあれば教えていただけると嬉しいです。
長々とした文を最後までお読みくださりありがとうございました!
韓国でのバスの乗り方@NAVER Map その1
観劇のため韓国に通うようになって早3年半…(年に数回行ってた頃も含めると6年以上??)。
韓国、特にソウルは地下鉄がとても発達していてかつ安いのと、バスって乗り方が難しそう、乗り降り間違えちゃいそうで不安、などの理由でバスに乗ることをずっと避けてきました。
それが今年あたまに、1か月ほど語学留学で韓国に滞在する機会があったのをきっかけに、アプリを入れてバスに乗り始めたところ、うわー全然簡単だしすんごく便利じゃん、なんでもっと早くから使ってなかったんだー!と衝撃を受け、それからすっかりバス大好き人間に。
周りでもバス使ってみたいけど、以前の私のようにアプリの使い方など、ちょっと最初のハードルが高い…という方がいたので、私なりにNAVER Mapを使用したバスの検索方法・乗り方なんかをまとめてみました。
慣れてる方にはほぼ既知の情報でしょうし、検索すればNAVER Mapの使い方もバスの乗り方も他にたくさんよい記事が出てくると思うので、何番煎じだよって感じではありますが、少しでも参考になれば!
※韓国のバス乗り換えに使えるアプリは複数ありますが、今回は私が使っているNAVER Mapで説明します。
※以下機能・画面イメージ等は2019年9月時点Andoroid用アプリのものです。
1.アプリのインストール・初期設定
-アプリストアでNAVER Mapを検索しインストール
NAVERは韓国のGoogleみたいなもので、これはいわばGoogle MapのNAVER版です。だったらGoogle Mapでいいじゃんって思われそうですが、バスの乗り換えに便利なのはもちろん、さすが韓国産サービスなだけあって韓国国内に限れば地図としての精度もGoogle Mapとは段違いです。
余談ですが、韓国語で韓国に関することを調べたい場合は、Google検索するよりNAVER検索したほうが良い情報をえられることが多いです。

-NAVERアカウントと連携
NAVERアカウントを持っているとそのアカウントとアプリを連携できます。
アカウントを作ってアプリと連携しなくても、アプリ自体は使用できます。が、詳細は後述しますが、アカウントを作成して連携しておくと、よく行く場所を登録できるなど、諸々捗ります。定期的に韓国に行くような方は登録&連携することをおススメします。
サインインページ
https://nid.naver.com/nidlogin.login
登録したのは相当前なので忘れちゃいましたが、LINEアカウントあれば簡単だったような…。もしくは検索すれば登録方法を説明した記事がたくさん見つかると思います。

アカウントがあれば、アプリ起動後、ナビゲーションバーの「ログインしてください」をクリックして連携できます。
-言語を韓国語に変更する
日本のアプリストアからダウンロードした場合、デフォルトでは言語が日本語で設定されています。このままでももちろん使えますが、ハングル表記の地名が読める、スマホにハングルキーボードを入れてハングルで地名や店の名前を打てる程度の韓国語力があるのであれば、韓国語設定で使い方を覚えていった方が後々便利です。
施設名・店名などがハングルで検索した方が引っかかってきやすいのもありますが、バスの駅名などが日本語設定だと一部が以下のように漢字表記されてしまいます。

この一番上の「鐘路6街.東大門総合市場」を漢字表記だけ見て「ちょんのゆっかとんでむんちょんはっぷしじゃん」と韓国語での発音がわかるのであればいいのですが、おそらく地名って漢字表記だけを見て実際の音を想像するのはなかなか難しいと思います。それであれば最初から韓国語設定で「종로6가.동대문종합시장」と表示させておいた方が、バス内でのアナウンスなどを聞くとき間違いがないかと思います。
言語はナビゲーションバーの「設定」→「言語設定」で「한국어」を選択すれば完了です。ちなみにやはり日本語に戻したい場合はナビゲーションバーの「설정」→「언어 설정」で「日本語」を選択すれば日本語に戻ります。
2.ルート検索方法
今回はモデルケースとして大学路にあるドリームアートセンター(드림아트센터)から、光化門近くにある世宗文化会館(세종문화회관)に移動する方法を検索してみます。

スマホのGPSをONにしてアプリを起動すれば、現在の周辺地図が自動で表示されます。
道を検索するときは、右下にある길찾기(ルート検索)をクリック。

①に出発地、②に到着地を入れます。
①は自動で現在の位置(내 위치)が入力されますが、入力バーをクリックすれば任意の場所に変更することができます。

例えば세종と劇場名を途中までいれた段階で候補施設が表示されますので、こうして出発地/目的地を選択。ちなみにこちら劇場に限らず飲食店や駅名などあらゆる施設名住所、ないしは住所の一部などでも検索は可能です。
なんとなくの場所はわかるけど施設名がわからない…などの時は地図上から行先を指定することもできます。

出発地/到着地の入力欄をクリックし、地図から選択(지도에서 선택)をクリック

目的地の上に緑のピンがあたるように調節して、一番下の確認(확인)で完了です。
こうしてドリームアートセンター(드림아트센터)から、世宗文化会館(세종문화회관)までのルートを検索かけると以下のような結果がでました。

①全体(전체)で13ルート、 バス(버스)利用ルートが12、地下鉄(지하철)を使うルートが1あるようで、所要時間・乗り換えの回数などをもとにアプリからのオススメ順に順に並んでいます。
一番早いルートは全体で30分(30분)、そのうち②徒歩(도보)が6分、③交通費は1200ウォン(1200원)かかることがわかります。
大学路最寄りの恵化駅から世宗文化会館最寄りの光化門まで地下鉄を使うと最低でも1回の乗り換えが必要になりますが、バスだと乗り換えなしでいけることが分かりましたので、このルートを使うことにします。
選択したいルートをクリックすると、ルートの詳細が表示されます。

①出発地のドリームアートセンターから徒歩で264メートル歩く
②혜화역.서울연극센터(恵化駅ソウル演劇センター)停留所で
③109番のバスに乗り、8個先の駅まで乗車
④KT광화문지사(KT光化門支社)で下車
⑤そこから163メートル歩いて到着
※승차(乗車) 하차(下車)
アプリ上では次のバスと次の次のバスが何分後に停留所に到着するかとバス内の混雑具合ががリアルタイムで表示されています。
4분29초 1정류장 여유は
次のバスは4分29秒後に到着し、今現在、一つ前の停留所にいる。バス内の混み具合は「余裕」。
到着時間はリアルタイムで更新されますが、道路の混雑状況によりころころ変わりますので目安程度に。
また混雑具合は「余裕(여유)」の他に 「普通(보통)」があります。さらにその上の混雑っていうのもあったような気がしますが、あまり見ないのと表記が思い出せないので割愛。
ちなみに時たまルートに、以下のような表記がされることがあります。
大通り沿いを近距離移動など同ルートを複数の路線が走っている場合など、대체버스(代替バス)として270番のバスだけでなく、721番、720番、260番…にも乗っても目的地に着くという意味です。
タイミングによっては代替バスで表記されている路線の方が早く停留所に到着することもありますのでチェックしておきましょう。
出発地からバス停、バス停から目的地までの道が分からないという時はルート詳細の①⑤の徒歩部分をクリックすると以下のようにバス停までの地図が表示されます。

※バスに乗ったはいいものの、降りたい駅まであとどれくらいあるのか、正しいバスに乗れてるのか不安になったときは

ルートの「〇개 정류장 이동(〇個停留所移動)」を押すと、上記のように間の停留所名がすべて表示されるので、これで今、どのあたりの停留所を通過したかなどを確認すると安心かと思います。
ちなみに白抜きになっているバスの番号をクリックすると、その路線すべての停留所名が表示される画面に移動します。
3.バスの乗り方
乗る停留所&バスの番号が分かったら停留所に移動します。

停留所の形は停留所によってそれぞれですが、大通り沿いの乗降者の多い停留所はこんな感じで屋根がある仕様で遠くからもわかりやすいです。小さい停留所は小さなバス案内板のみというところも。このあたりの形は日本のと似てると思います。
日本と違うのは、大通りぞいの停留所だと道路の真ん中にあることが多いこと。道の中央にあるため一見、どっち方面に行く停留所かわかりづらかったりするので、停車しているバスがどっち方面に進んでいくのか確認してから停留所への横断歩道を渡ったりしています。
またバスには市内バス、空港バス、マウルバス等いくつか種類があり、また乗り場は近いけど違う停留所ということもあります。
その場合、各バス停にこのバス停には何番のバスが停車するのか表示があるので、それを見て乗りたいバスの番号があるのか確認しましょう。

この写真の停留所は江南の大通り沿いなので、めっちゃたくさんの種類のバスが停まりますね。
小さな停留所もバス案内板に表記があると思います。
またすべての停留所にあるわけではないのですが、バスの到着状況が分かる電光掲示板が多くの停留所に設置されています。

写真左上の 400 저상 9분 は
400番のバス ノンステップバス 9分後に到着 という意味です。
江南の停留所のように停車するバスが非常に多い駅は、一度に表記しきれずに、何枚にもわたって表示が切り替わりますので、自分が乗りたいバスの番号が表示されないからと言って焦らなくても大丈夫です。
一番下の黄色い四角で囲ってある部分には、곧도착(まもなく到着)するバスの番号が上部分とは別に流れて表示されます。
そろそろ自分が乗りたいバスが来る頃かな、と思ったら停留所に向かってくるバスの番号を確認しつつスタンバイします。
バスの番号はバスの正面やサイドなど見えやすいところに表示されているので、どの番号のバスかわからない、ということはないと思います。
ここで少し気を付けた方がいいのは、複数のバスが連続で停留所に到着する場合、後方のバスは停留所がある位置よりもかなり前で人を乗降車させるということも多いということです。なので停留所がバスで混んでいる、が自分が乗りたいバスが見えてきた、という場合はそちらの方に移動した方が無難かと思います。
でも、もし移動が間に合わなくてドアが閉まっちゃったという場合も、運転手さんに大きく手降ってアピール?すると、また停まってドアを開けてくれたりします。
韓国では自分は乗るという意思をアピールすることは大切ですね。私はあったことはないんですが、乗りたいバスが近づいてきても停留所のバスに座ったままでいたら、乗る意思がないと思われてスルーされたという話を聞いたことがあります…。
韓国のバスは基本、前乗り、後ろ降りなのかな?、でも多分どちらからも乗れます(ドアを片方しか開けてくれないということはありますが)。T-moneyカード等交通カードを使う場合は、乗る時と降りる時、両方でドア近くにあるセンサーにタッチします。
先払いで現金支払いもできますが、金額等を事前に調べるか、運転手さんに聞かないといけないですし、両替が必要な場合、時間をとらせてしまうので、市内バス等ではあまりしない方が無難なのかな…?ただ以前、T-moneyカードの残高がない状態で乗ってしまった時は普通に現金で払わせてくれました。
バス内では音声CMや路線によってはラジオ?が流れてたりしますが、次どの停留所に停まるかのアナウンスもあります。
バスの種類によっても違うでしょうし、記憶があやふやなので正確ではないかもしれませんが
「이번 정류장은〇〇 입니다. 다음 정류장은 ○○입니다.」
(いぼん ちゅんにゅーじゃんうん○○いむにだ。たうんちょんにゅーじゃんうん○○いむにだ)
(次の停留所は○○です。次の次の駅は○○です)
ここで注意しなくちゃいけないのが次の停留所と共に、次の次の停留所の名前もアナウンスがあることです。
이번は直訳すると「今回の」、다음は「次の」になりますが、日本語の感覚だと「이번」が「次の」、다음が「次の次の」という意味になりますのでややこしいですね。
また「혜화역.마로니에공원(恵化駅マロニエ公園)」 「혜화역.1번출구(恵化駅1番出口)」などの前半部分が同じ似たような名前の停留所が連続することもあるので、停留所名も最後まで聞くことをおススメします。まあでも市内バスの場合、一つくらい早く降りちゃったり、降りそびれちゃったりしてもそんなに距離ないのでたいしたことにはならないかと思いますが。
日本と同様、降りたい時は社内にある降車ボタンを押します。押すタイミングは降りたい停留所のひとつ前の停留所を発車してから、降りたい停留所につくまでの間です。
韓国の方はアナウンスが流れる前に、一つ前の停留所を通過したら押しちゃうって人も多いですね。
そしてバスが完全に停車する前から、ドアの近くに移動し、交通カードをタッチして清算をすましておくって方も多いです。
これでもやはり私は降ります!アピールが大切なのか…。停留所についてから立ち上がって…くらいの感覚だと、押し間違えちゃったのかな?降りる意思ないのかな?と見なされてスルーされてしまうことがあるらしいです。
一応、バス内にはバスが停車してから席を立ってくださいって掲示があったりもするので、本当はどっちがいいのかはよくわからないのですが…。
ともあれ、これで目的地最寄りの停留所で降り、そこからまたNAVER Mapで目的地までの徒歩ルートを表示させ進めば、目的地に到着!です。
バスは道の混雑や一時道路封鎖など交通状況によっては、アプリで表示された予想時間より時間がかかってしまうことも多いので、到着時間が開演時間ギリギリ!みたいな時には地下鉄を使った方がリスクが少ないと思いますし、また日本のバスと比べると運転が粗いと感じてしまうこともあったりと状況や人によって合う合わないはあると思います。
ただ地下鉄よりもはるかに綿密に交通網が張り巡らされているので、目的地まで気軽にできるだけ乗り換えが少なく行けたり(ソウルの地下鉄は階段の上り下りが多かったり、乗り換えでたくさん歩いたりしますし)、地下鉄の駅から徒歩ではきついところなんかもバスを使えば楽にいけたりします。
また地下鉄の終電より遅くまで動いていたり、本数や路線の数はぐっと少なくなりますが深夜バスなどもあるので、遅くまで遊べたり、バスの乗り方を覚えたら私自身、ぐっと行動範囲が広がった気がします。
アプリの使い方・乗り方について長々と書いてしまいましたが、数回乗ればすぐ覚えると思うので、 ぜひ気軽にバス利用されることをおススメします♡
よく使うお気に入りスポットの登録や、地方への行き方などNAVER Mapを使ったTipsがあともう少しあるのですが(そもそも今回説明したことだけならNAVER登録必要ないですし)、長くなってしまったので、また次回に…。